ビザ費用の値上と大使館申請の注意


September 15, 2010




 

1)申請費用の値上がりと2)大使館申請の注意点

 このところ暇がなくて髪の毛を切る暇がなかったのですが、やっと床屋さんに行ってバッサリ切ってもらいました。なんといっても、使うシャンプーの量が減って、頭皮のマッサージが簡単になって気持ち良いです。
 さて、今回は2つのトピックを考えていきたいと思います。

1)申請費用の値上がりについて

 大使館の申請費用も最近値上がりしましたが、アメリカ国内でもH-1Bビザ(以下「Hビザ」と略します。)およびLビザ(以下、L-1A,L-1BおよびL-2ビザを含みます。)の申請費用が値上がりすることになりました。
 今回の値上がりは2010年8月14日以降に受理された申請書に適用されます。この費用値上げは2014年9月30日まで適用されるということです。こういう不景気に申請費用を値上げをするというのはいかがなものかと思います。外国人の雇用について、にしわ寄せをする前にもう少し他の内需拡大で補ってもらいたいものですね。私情はおいて、考えていきましょう。

 どのような場合に申請費用の値上がりがあるのかというと、一定の場合、雇用者がHビザもしくはLビザを申請する場合に適用されます。すべての、HビザとLビザの申請に適用があるわけではありません。

 どのような場合に値上げ分を支払わないといけないかというと、
_Hビザもしくは、Lビザの新規申請分、または雇用主を変更した場合
および
_雇用主が50名以上の被用者をアメリカ国内で雇っている場合
で、50%以上の被用者がHビザもしくはLビザで働いている外国人である場合、です。

 私はザル法(逃げ道がある法)だと思っています。子会社をつくって、被用者を分散してしまったらどのように対応するのか、などまだまだモンダイはありそうです。

 今回の法改正を受けて、移民局は申請書類の変更を行なうことになっていますが、8月14日には間に合っていません。
 新しい申請書類ができるまでは、HビザやLビザを申請するときに、追加費用が不要であるということを理由付けたカバーシートを添付する必要があります。面倒くさいですね。

 今回の申請費用値上げは、今までに存在した費用、たとえば、プレミアム・プロセッシング費用(優先審理費用)などとは別途となりますので、HやLビザの申請は金銭的な負担が非常に高くなるということになります。値上げされた額は、Hビザで2000ドル、Lビザで2250ドルとなりました。


2)在東京アメリカ大使館の申請での注意点

 多くの人が、面接予約をしてアメリカ大使館にビザの申請をされていると思います。その申請手続で何点か注意することがありますので、ここでまとめておきましょう。

 まず、面接予約ですが、できるだけ早い時間の予約をすると良いと思います。
 多くの人が詰めかけますので、できるだけはやい時間に設定しておくことは価値があると思います。
 早めに入館して待っていたとしても、もちろん呼ばれる順序は前後するかもしれません。しかし、早く行くことで、呼ばれるのも早くなる確率が高くなります。ですから、用意されている面接時間の一番はやいものを予約してくださいね。

 次に、電子機器等はまったく持って入れませんので、できるだけ携帯電話等は持ち込まないようにされるのが良いと思います。コンピュータなどは不要ですね。
 そのかわり、雑誌や本を持って行くと良いと思います。面接時間に確実に面接となるわけではないようですので、暇つぶしグッズがあると良いと思います。飲み物は持ち込めないので、その点も注意してください。

 第三点目ですが、大使館内にはいると、最近では第一ステップとして名前を呼ばれ、指紋を採られます。そして、また待たされて次に面接というステップになるようです。ですから、2ステップあるということは理解しておいてください。

 第四点目ですが、家族であれば一つの返信用封筒(レターパック)で良いということになっていますが、一応念のため家族の申請をされる方は、家族全員分を持って行かれると良いと思います。

 第五点目ですが、返信用封筒は、手渡しができる住所でなくてはいけません。ですので、ビジネスアワーに人が確実にいる住所または営業所などに定めておくことが重要です。

 また、次回新しいトピックを考えていきましょう。次回まで、皆さんお元気で。


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