アメリカに持ち込める食べ物、持ち込めない食べ物


April 29, 2010





 

 今回は、移民法そのものではありませんが、最近アメリカの税関検査が厳しくなってきていますので、関連するトピックを考えたいと思います。

 最近、私が日本からアメリカに入ろうとしたときに、税関検査でひっかかって、いくつか食料品関係を取り上げられました。いろいろ、その取り上げた検査官と話しをしたのですが、ちゃんと日本語で「チキンエキス」とか、読む訓練をしているのです。その検査官が私に、さらに、これはどう読むのか、など質問をしてきたので、渋々答えたりしました。とにかく厳しくなってきました。

 アメリカに持ち込むもので、一番厳しく規制されているのが、果物と野菜です。どのような形でも、果物野菜を持ち込む場合には、商業検査を受けている場合を除いて、申告をしなければなりません。野菜と果物については、ほぼどの国でも同じように厳しく規制されています。もし、申告をしなければ最高1万ドルの反則金が課せられますので、飛行機のなかで必ずバナナなどは食べてしまいましょう。

 その他に、制限が課されているのは、肉系のものです。私も取り上げられましたが、エキスでもダメなのです。肉エキスが入っているものは、持ち込めないので、日本で買い物をされる方はラベルをよく見てから買われると良いと思います。

 食べ物で基本的に制限されていないのは、加工食品で肉系が入っていないものです。
 たとえば、キャンディー、チョコレート、チーズ、ミルク、ヨーグルト、などは大丈夫です。また、魚は一般的に制限されません。だからといって、日本から新巻鮭一本そのまま持ってくると、少なくとも検査の対象にはなるような気がします。制限されていないからといって、誤解されるようなパッケージや目につくようなものであると、必ず検査をされます。
 また、不思議なパッケージなどは、できるだけ、入国させない、というのがポリシーなので、購入の際、わかりやすい包装のものを選ぶことをおすすめします。

 液体は手荷物では持ち込めませんが、チェックインする荷物としては、持ち込みが可能なものが多いです。はちみつ、シロップ、ジャム、油などは大丈夫です。基本的に肉系エキスがはいっていない加工物は大丈夫ということですね。

 それから、粉末のものは、開封してあると、入国の際、検査で取り上げられる可能性が高いのが一般的です。どのような粉末でも、ちゃんと封がしてある状態で、入国しましょう。また、内容物の成分がちゃんとわかるようなパッケージのものを選びましょう。
もし、不明な部分があると、裁量で取り上げられることも少なくありません。

 以上のように、制限される物があるのですが、もし、申告を怠ると、反則金を課せられる可能性があります。
 ですから、
(1)怪しいと思われるパッケージの物は避けること、
(2)果物野菜、肉系は気を付けること、
(3)上記を読んでひっかかる可能性があるなら、ちゃんと申告をするなり、処分をすること、
の3点を守ってください。

 また、どうしても果物、野菜、肉系をアメリカに持ち込みたいという方は、アメリカでは主に農務局(The U.S. Department of Agriculture (USDA))が管轄していますので、USDAのウェブサイトを確認してみてくださいね。

 最近では、アメリカ人も日本食にずいぶん慣れ親しんできていますから、大概の物については、誤解を受けなくなりましたが、一方、カレーのルーなどに肉エキスが入っていることも確実に習っているようなので、気をつけて入国しましょう。
 予断ですが、アメリカでは日本のキューピーマヨネーズが流行っているというニュースをみました。たしかに、日本のマヨネーズはおいしいのですが、あれは持ち込めるのかという疑問がわいてきました。

また次回新しいトピックを考えていきましょう。


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カテゴリー: 国際弁護士なブログ | 投稿日: | 投稿者:

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