アメリカの入国審査


March 12, 2009




 

 数名のじんけんニュースの読者の方から指摘がありましたが、アメリカの入国審査の手続きが2009年1月から若干変わりました。ここでご紹介しておきたいと思います。

 簡単にまとめると、以前はアメリカの永住権保持者はアメリカ入国の際には指紋および写真を撮られることはありませんでしたが、2009年1月からアメリカに再入国をする際には、他の外国人と同じように採取されています。じんけんニュースの読者の方々も、永住権をお持ちですが、やはり採取されたよ、ということでした。

 バイオメトリックスと呼ばれているシステムですが、要するに外国人の情報を入国の際採取をして主に、犯罪や移民法違反の者を水際でストップする手段として、US-VISITというプログラムが2004年頃から開始されました。以前は両手人差し指と写真撮影だけでしたが、2007年頃から、すべての指紋を採取する方法に移行してきています。新システムが導入されはじめ、非移民ビザを所持する外国人だけではなく、さらに永住権保持者の情報も採取することになりました。指紋等の採取の対象になるのは、14歳から79歳までの外国人ということになります。ですので、親子が一緒に入国し、子が14歳未満であれば、子の情報は採取の範囲外となります。

 2009年の1月18日から、システムがアップグレードされただけでなく、指紋と写真の採取の対象となる外国人の範囲が拡大されました。主にUS-VISITにより、情報を採取される外国人は、①永住権保持者、②難民認定対象者、③再入国許可証を持つ外国人、④一定の範囲のカナダ人などが含まれます。

 ただし、空港経由ではなく、国境を陸路にて超える場合には、US-VISITのシステムがそのまま適用されない場合もあるようです。とにかく、永住権保持者も情報収集採取の対象となったということです。日本でも、同じように指紋の採取を積極的にはじめましたが、アメリカと同じようなことをやっているという印象ですね。

 今回は短いじんけんニュースでしたが、読者の方でも気にされているポイントですので、今回ご紹介しておきました。また次回まで、さようなら。


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カテゴリー: 国際弁護士なブログ | 投稿日: | 投稿者:

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