アメリカ入国と税関検査


June 24, 2008





 

なぜこのように原油が異常に高騰しているのでしょうかね。経済のことはよくわかりませんが、あまりにも高騰しています。アメリカでは生活するだけでもなかなか大変になってきていますね。日本にお住まいの皆さんにも影響があるのでしょう。原油があがったのに影響を受け、他の食品なども多く値上げがされてきていますので、毎日の生活に影響します。株が上がった下がったという話しであれば、別に他人事ですが、食料などが上がると人ごとではなくなりますね。皆さんはどのように思われているのでしょうか。

さて、今回は移民法そのものではありませんが、アメリカ入国の際に覚えておかなければならないポイントについて考えていきたいと思います。税関検査の問題です。

最近になって、アメリカは税関検査、つまり入国の際に行う検査を強化しはじめています。
すなわちアメリカ人であろうと外国人であろうと、アメリカに入国(帰国)する際には、必ず税関申告書を提出しなければなりませんが、申告書に書いてあることが正しいかどうか、荷物の検査を行う割合が高くなってきています。
ですので、今回のブログで考えることは毎回入国のときに注意してください。今回は食品について考えます。

①まず、果物と野菜ですが、基本的に外国からアメリカ国内に持ってくるのはやめた方が良いです。
商用の場合には、輸入許可証などをつけて、輸入することができますが、一般の旅行客は一部の例外を除いて輸入は禁止されています。危険性がないことが明らかであったとしても、必ず申告をして検査を受けなければなりません。
外来種がアメリカに入ってきて、生態系が壊れる恐れなどがありますので、検査が厳しいのです。もし、果物や野菜について申告を怠ると一万ドル以下の罰金が科される可能性があります。
ですので、果物や野菜については、持ち込むことはやめた方が無難です。

②次に、肉ですが、精肉は基本的に輸入が禁止されています。
加工肉に関してはどの国から輸入するのかによって、禁止されている場合があります。しかし、多くの場合禁止されていると考えておけば間違いありませんので、持ち込みは避けた方が良いと思います。
たとえば、カップラーメンに肉が入っている場合は持ち込みができないことになります。製品の一部に肉が含まれていても禁止の対象ですので、注意が必要です。

③パン製品、キャンディー、チョコレート、乾燥(燻製)チーズは一般的に持ち込みは可能です。ただし、持ち込める量は個人使用とみなされる範囲ですので、数としてもスーツケースに収まる程度で考えるべきだと思います。

④乳製品については、基本的に持ち込みは可能です。
しかし、どこかの国で病疫が発生しているような場合には、税関検査官の裁量により禁止することができます。ですので、必ず持ち込めるということではないので注意してください。

⑤魚は個人使用の範囲であれば、持ち込むことは可能です。

⑥薬味類、たとえば醤油、油、酢、ケチャップなどは、個人使用の範囲であれば持ち込むことは可能です。

以上の6つのカテゴリーが食品に関する持ち込み制限の主なものですが、すべてではありません。
食品については、多くの制限があることはわかっていただけたのではないでしょうか。申告せずに後で問題になるのはトラブルのもとですので、できればそもそも持ち込むことを皆さんが自分で考えた方が良いと思います。以前よりも、アメリカの税関検査は厳しくなっていることは肝に銘じておいてくださいね。

ではまた次回まで、さようなら。


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カテゴリー: 国際弁護士なブログ | 投稿日: | 投稿者:

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