アメリカへの留学生


July 19, 2007




 

新潟の地震本当にお気の毒です。何度も地震が起きると心が安まらないでしょう。
余震もひどいようで、避難されている方もたくさんいらっしゃるようです。これ以上死者や負傷者が増えず、もとの生活が復旧することを心から願っています。

さて、今回は米国における留学生について考えていきたいと思います。
アメリカには多くの留学生が来て、様々な勉強をしていますが、以前はなかなか留学生の全体像をとらえることが難しい状況にありました。留学生の中には勉強をやめてしまい、不法就労をしてそのままアメリカに滞在するというケースも少なくなかったのですが、同時多発テロ以降、首謀者の一人が学生ビザを持ち入国していたこともあって、留学生の管理が急務となりました。

政府はSEVIS(the Student and Exchange Visitor Information System)という留学生の情報をオンラインで管理するシステムを2003年につくりました。SEVP(The Student and Exchange Visitor Program)というのはSEVISを管理する組織です。SEVISはウェブベースによって、学生、学校、そしてスポンサーのプログラムの情報を管理しています。SEVISによって集められた情報はある程度公開されていて、留学生に関する全体的な統計をみることができます。
以下ご紹介する情報は2007年4月3日現在の情報です。

SEVISに登録されてきた学生、交換研修生(つまりF,M,J非移民ビザ保持者、またその配偶者等を含む。)の数は250万人となっており、その中で2007年4月3日現在で有効なビザ保持者の数は951,654人となっています。学生ビザ(F、Mビザ)の内訳は約65万件、その配偶者分が約4万2千件、子どもの分が約3万2千件となっています。
交換研修生(Jビザ)の内訳は、約17万件、その配偶者分が約2万5千件、子どもの分が約2万2千件となっています。

SEVISに登録されている学校は、カリフォルニア州が1090校、ニューヨーク州が648校、フロリダ州が514校、テキサスが509校となっており、この4州で全体の登録校の31パーセントを占めています。

どの国からアメリカに留学に来るかというと、第1位は韓国で10万人以上います。これは全体の15%を締めています。
2位はインドで12%、3位は中国の10%、そして日本はそれに続いて4位の7%となっています。アジア諸国からの留学生が非常に多いということですね。
留学生が勉強をする分野でダントツなのが、ビジネスで65万人以上の留学生が専攻しています。続いてエンジニアリングとなっています。法律の分野はリストには入っていませんね。あまり人気がないのかもしれません。

留学生の学生数ですが、カリフォルニア州が1位で10万人以上、2位はニューヨークで8万人以上、テキサスが5万人弱となっています。この三州にイリノイ州とマサチューセッツ州を加えると全体の46%の留学生を構成しています。また、69%の留学生は、学士、修士、博士号をとるために学校で学んでいます。その他の学生は英語学校等で学んでいるようです。

2001年以来ずいぶん留学生に対する管理が厳しくなりましたが、その副産物として、以上のような統計が得られるようになりました。どのような留学生の傾向があるのか、今回ご紹介してみました。

次回新しいトピックを考えていきたいと思います。


 
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