プレミアム・プロセッシングのフォーム変更


September 12, 2006

移民法関連ではいろいろな変化がありますが、対応に困るのが、頻繁に起こるフォームのアップデートです。
今回はプレミアム・プロセッシングに関するフォームの変更について考えていきたいと思います。

改正されたフォームはI-907(Request for Premium Processing Service)です。この4頁のフォームはプレミアム・プロセッシングが許されている申請(I-129:一部の非移民ビザ、およびI-140:就労ベースの雇用者がおこなう永住権)において、申請時間の短縮を目的として申請書と一緒に移民局に提出するものです。このフォームの内容が多少ですが2006年8月28日に変更されました。フォームの内容については、フォームを実際に見て確認するのが早いですから、ここでは省略します。プレミアム・プロセッシングを使用する場合には、通常の申請料に加えて更に1000ドルの申請料が必要になりますが、この点は以前と変わりはありません。

気をつけなくてはいけない点は、どのサービスセンターに対してプレミアム・プロセッシングの申請書を出すか、という事です。ここを間違うと受理されない危険性が出てきますので注意が必要です。プレミアム・プロセッシングをI-129で使う場合、つまり非移民ビザと同時にI-907を提出する場合、バーモント・サービス・センター(Vermont Service Center)に送付しなくてはなりません。他のサービス・センターに送付しても送り返されます。プレミアム・プロセッシングを、I-140の申請において使う場合、つまり就労ベースの永住権申請にI-907を用いる場合については、ネブラスカ・サービス・センターでしか受け付けてくれません。この手続で失敗すると時間を無駄に浪費しますので、送付先は必ず確認してください。

次のパターンですが、すでにI-140やI-129の申請を済ませてしまっている場合に、後付けでプレミアム・プロセッシングをすることも可能ですが、この場合には送付先が新規申請とは違ってきます。I-907の後付け申請をする場合、すでにI-129やI-140の審査をおこなっているサービス・センターにI-907を送付しなければなりません。I-140やI-129をプレミアム・プロセッシング抜きで申請すると、案件によって、カリフォルニア、テキサス、ネブラスカ、バーモント、といったサービス・センターに割り振られるわけです。割り振られたサービス・センターから、各申請者(雇用主)に通知が行きますので、I-907は必ず、通知を受けたサービスセンターに対して申請しなければなりません。

少々複雑なようにも見えますが、まったくそのようなことはありません。
各申請書がたどり着くサービス・センターは必ずひとつに設定されていますので、間違いなく選択をすればミスするものではないということです。
ただ、今回のような内容は記憶しておく必要はなく、プレミアム・プロセッシングについては、送付先が指定されているということを頭にいれておけば充分だと思います。

それでは次回まで、さようなら。


 
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