H-1Bビザ新規発行枠の上限迫る


May 20, 2006




 

現在、アメリカ移民局から発表された情報によると、毎年6万5千件と決められている新規H-1B就労ビザ枠が近々上限に達する見込みだと発表されました。

発行上限数は議会によって決定されていますが、H-1Bビザに関しては毎年度新規発行分が6万5千件とされています。この6万5千件に加えて、2004年に新設された法律(The H-1B Visa Reform Act of 2004)に基づき、2005年度からアメリカ国内にある教育機関から修士以上の学位を得た者に関しては現存していた6万5千件に加えて、新たに2万件の新規発行分が用意されました。更にチリとシンガポールに関してはアメリカと就労に関する条約が締結されていて、6万五千件のうち、6800件が優先的に割当てられることになっており、実際日本人を含め外国人に割り当てられる新規発行数は5万8千件程度になる計算です。

上記の発行枠がありますが、今年の10月から就労可能なH-1Bビザの申請に関して、今年の4月から移民局は申請を受付はじめましたが、5月12日の時点で、6000件がすでに承認されており、さらに、28000件以上が審査中ということでした。つまり、現時点で潜在的にトータル3万4千件が移民局で審査の対象となっているというわけです。このペースでいくと、6月の中旬には審査対象となる件数が6万件を超えてしまうと考えられています。

現在の状況を考えると、H-1Bビザの申請を考えられている方はとにかく一刻も早い申請を始めることをお勧めします。今回、申請を逃すと、なんらかの移民法の修正議案が可決されない限り、2007年の10月まで、合法的にHビザを持って働くことができなくなってしまいます。また、いつ発行上限数に達するかのニュースは考えていきたいと思いますが、とにかく5月中には申請を出さないと、受理される可能性も低くなることに注意されてください。また、次回タイムリーな話題を考えていきましょう。それでは次回までさようなら。


 
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