ビザ無し入国(VWP)とEパスポート


April 25, 2006




 

ビザ無し入国、つまりビザが免除されるアメリカ入国を”ビザ・ウェーバー・プログラム”といいますが、現在、不法滞在者の少ない27カ国に許される制度となっています。日本もその中の一つで、90日間はビザがなくともアメリカに滞在できる制度です。アメリカ入国をする際に外国人はパスポートさえ持っていれば良いので気軽ですが、アメリカ移民局は偽造パスポートに非常にナーバスになっています。そこで、新しい法律がまた制定されました。2006年(今年)の10月26日以降に発行されるパスポートを使って、ビザ・ウェーバープログラムに基づいて入国しようとする外国人は必ずEパスポートによらなければならない、ということになりました。

サンフランシスコの入国審査場では「e-Passport」と書いてあるラインが今年開設されたのでEパスポートの存在にお気づきになったかたもいらっしゃるのではないでしょうか。実はサンフランシスコ空港がテストロケーションとして選ばれており、2006年1月15日から4月15日まで数カ国(オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール)の協力を得て、試運転を行ってきたのです。

Eパスポートというのは、個人情報と証明用のデジタル写真がICチップに記録されており、そのチップがパスポートに埋め込まれているというものを指します。アメリカ政府もアメリカ人に対して、ICチップ入りのパスポートをこの夏から発行する予定です。

このEパスポートの発行に関して、日本では2006年の3月20日から発行を開始しました。ICチップの入ったパスポートは改正旅券法に基づきますが第162回国会で可決され、2005年6月10日に公布されました。パスポートの偽造を防ぐ目的が重要視されて改正された法律だと言えるでしょう。

これからパスポートの更新を考えている方や新たにパスポートを取得することを考えている方は、たとえアメリカに入国しないとしても、ICチップ入りのパスポートを取得されることをお勧めします。理由はいくつもありますが、アメリカをトランジットして他の国に飛ぶ場合にもICチップ入りの方がトラブルが少ないであろうということ、また紛失・盗難にあった場合にも偽造される危険性が減るということが挙げられます。

日本におけるIC旅券の発行に関して外務省が詳しく情報を載せていますので、http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic.htmlのページを参照して、知識を得ておいて下さい。

それではまた次回までさようなら。


 
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