H-1Bビザの申請数について


August 18, 2005




 

皆さん夏休みは取られましたか?暑い夏にダレてしまうと、残りの数ヶ月もなかなかエンジンが入りにくくなってしまうのではないでしょうか。私も夏休みをとって気分転換をしましたが、ぜひ皆さんもいつもとは違う環境で、いつもと違うことを少しされているとよいな、と思っています。

さて、今回はH-1Bビザの申請に関する話題を提供します。移民局の発表によると、2006年度のH-1Bビザの新規申請枠が上限に達し、8月10日に受領した申請を最後に、2006年度分については、受領をしないことを発表しました。2006年度とは、2005年10月から2006年の9月末までを指しますが、すでに2006年の後半までに働き始めるビザについては、「満員御礼」状態になってしまったことになります。恐ろしく速いペースでしたね。

細かい話になりますが、2006年度にH-1Bビザ取得を目指されていて、2005年8月10日の申請受領日に間に合わなかった場合について、少々考えておきたいと思います。まず8月10日に申請を受領された(receipt noticeを受けた)場合についてのルールが決められました。H-1Bビザの上限発行数は各年度65000件とされていますが、その中の6800件については特別の条約に基づいて、チリとシンガポール国籍の人に発行されることになっています。
ですので、今回「上限に達した」というのは、58200件についての上限が満たされたということになります。ここで、チリとシンガポール国籍の人に発行される分については、まだ上限数が満たされているか不明ですし、正確にカウントされていません。ですので、6800件に満たされなければ、通常の枠に振り返られることが決められています。この通常の枠に振り返るに際して、今回移民局は以下のようなルールをつくりました。すなわち8月10日に受領した申請分の中からランダムで一定数をより分けて、移民局で管理をする。そして、2007年度が始まる2006年10月1日から45日以内に、その2006年度申請分でより分けた中から、上記6800件の余りの分を割り当てるという作業をするそうです。少々こんがらがるかもしれませんが、6800件の余りについては、いくつになるのか、2007年度以降45日間に判明し、その余りの割り当てもそのときになってみないとわからない、ということなのです。なんとも気の長い話ですね。

207年度の申請分については、2006年の4月1日から申請の受付が始まります。それまでは、新規H-1Bビザの申請はできませんし、8月11日以降に申請をされた方々は、申請を受理されないので、書類が返送されることになります。

ある意味人気のビザなので、このようなことになってしまいましたが、次年度に申請を考える方は充分に時間をとって計画を立ててくださいね。

また、次回新しいトピックを考えていきましょう。


 
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