2003年度H-1Bビザ申請の結果と概要






 

先週末はあんこう鍋と日本酒を楽しみました。やはり寒いと鍋物はおいしいですね。ブッシュが再選し、政府の顔ぶれも整いつつありますが、これからの四年間、移民法においては、不法滞在や不法就労に関して厳しい状況になっていくと考えられます。これからもできるだけ最新の移民に関する情報をJINKEN.COMニュースでは提供していきたいと思っていますので、皆さんも時々注意を払って情報を確認してください。皆さんのアメリカ生活が快適であることを願っています。

さて今回のJINKEN.COMニュースは、移民法関係では永住権証明(グリーンカード)のカードが一部新しくなるといった細かい話題しか目につきませんでしたので、数ヶ月前に発表されたH-1Bビザの申請に関する概要について考えたいと思います。2004年度分についての情報がでるのは来年の夏以降ですが、2003年度分を見ることでどのような傾向がH-1B取得者・申請者にみられるのか、ある程度の目安になると思うのです。

2002年度から2003年度を比べると、全体の申請数は約10パーセント増加して231、030件となりました。その中で許可を受けたものは217,340件でしたので、約10パーセントの申請が許可されなかったと考えられます。許可件数217,340件のうち、新規許可分が105,314件、すでに許可されたビザの更新分が112,026件となっています。新規許可分105,314件の中で、スポンサーを受けた外国人がアメリカ国内に滞在して申請している案件が63,419件、アメリカ国外に外国人がいる案件が41,895件ありました。

2003年度の全許可数のうちスポンサーを受ける国別を見てみると、だんとつでインドが多く、全体の36.5パーセントを占めています。次に多いのが中国で9.2パーセントとなっています。日本国籍の外国人は5,716人で全体の2.6パーセントとなっています。実に許可された案件のなかの1/3がインド人に発行されたことになります。

発行を受けた外国人の年齢的には25-34才が全体の約65パーセントを占めています。

H-1Bビザは専門的な職をベースにして取得するビザですので、通常大学程度の教育のバックグラウンドが必要とされています。このことは許可の割合からも非常にクリアーに示されています。まず学士を持って、申請をしている外国人は全体の約50パーセント、修士を持っているケースは30パーセント、博士を持っている外国人は12パーセントにのぼります。これらを合計すると実に92パーセント程度になりますので、大学修了程度というのは、非常に大切だということがわかります。

以上が、簡単なH-1B申請者の全体像ですが、もし皆さんや周りの方がH-1Bビザをお考えになっているのであれば、この情報を参考にされると良いと思います。

それではまた次回までさようなら。


 
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カテゴリー: 国際弁護士なブログ, 米国抽選永住権(DV) | 投稿日: | 投稿者:

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