米不法移民労働者の合法化






 

アメリカでBSEと思っていたら、今度は日本では鶏のインフルエンザが問題視されています。エイズも動物からうつって来たと言われていますが、やはり生命力的には、野生の動物に比べて人間というのはもろい部分があるのでしょうかね。これだけいろいろな新種の病気などがはやっている世界ですから、健康に生活できることに対して感謝をしなければならないのでしょうね。皆さんお元気ですか。

さて、2004年の1月7日にアメリカのブッシュ大統領は、実質上はメキシコの政治家に圧された部分は強いですが、不法移民労働者の合法化をある程度行うということを一般に発表しました。現時点では、今回のプログラムに関する詳細は決定されていませんが、骨子についてはブッシュ大統領が以下のような内容を明らかにしています。また、詳細が発表されたら、JINKEN.COMニュースでも取り上げていきたいと思っています。

今回の改正を加速させたのが、メキシコとの国境の問題です。国境を通り、多くの不法就労者がアメリカに入国してきているわけですが、入国者を公に把握しておくことで、テロなどのファクターを減らそうという印象があります。その他の今回の行政立法政策において、不法移民を合法化することで、将来自国に帰りやすくするということや、将来永住権の申請を促進すること、アメリカでアメリカ人が不足している事業の活発化を促すこと、などが目的となっています。

今回の不法移民の合法化を受けて、今まで合法にまじめにやっていない人が不利益を受けないように様々な工夫をすることがあきらかになっています。たとえば、今回の不法移民の合法化の利益を享受できる人を一般の永住権申請者に優先するようには取り計らうことはしないことも、明らかにしていますし、永住権申請者が増加することを予測して、受理数の上限を引き上げることも考えているようです。ですので、現在合法にてアメリカに滞在する外国人には利益も不利益もないと予測されます。

外国人に対する利益不利益のみではなく、アメリカ企業に対しても外国人雇用につき安定性を与える役割を今回のプログラムは考えているようです。すなわち、外国人労働者の雇用につき、適当な人を見つけられること、不法外国人を雇用する危険性を減らすこと、他のアメリカ人労働者の雇用を守り、健全な労働環境を提供することなどが盛り込まれています。

現在わかっている手続きについては、各不法滞在者は移民局または政府が将来指定する連邦の役所に対して、一回の手続き金を支払い、登録を済ませます。登録を済ませると、連邦政府から、現在の予定では3年間の労働許可証が与えられ、3年後に更新をすることも許されるという方法が採られるようです。また、この労働許可証を持っている間は、永住権の申請なども行えるようにできる方向で考えられています。また、将来的には、アメリカ国内に滞在する不法移民に対しては適用せず、外国からアメリカに就労にくる外国人にのみ適用することを考えているようです。

どのような書式、またどのような情報を連邦政府に対して提出しなくてはいけないのか、現時点では不明ですので、今回のブッシュ政権の意向を受けて、詳しい設定がされた時点でまた考えていきましょう。

また次回までさようなら。


 
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カテゴリー: 国際弁護士なブログ | 投稿日: | 投稿者:

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