渡米時の税関検査 柿の種にもご注意!






 
なんだか、煮え切らない内容だったスーパーボールも終わり、カリフォルニアは春の陽気となりました。

皆さんがお住まいの地域はどのような天気なのでしょうか。カリフォルニアでは街には桜が、高速脇には黄色い花が無数に咲いています。
花粉もすごいことになってきました。昨年は花粉にずいぶんやられたので、今年はどうなるのかと戦々恐々です。皆さんはお元気でしょうか。

 

食品の持ち込みと税関検査

さて、今回は、アメリカに入国するときに気をつけなければならないポイントを考えておきましょう。
入国審査というよりも、税関検査です。アメリカに入国するだけでなく、他の国に入国する際には、かなり厳しい国もあります。今回考えておきたいのは、アメリカに持ち込む食品に関してです。

最近私の所属事務所に相談があった案件で、「柿の種」を持ち込む際、税関検査で問題になり、罰金まで課せられる事件がありました。
どうも、この柿の種には、鶏エキスが使われていたようで、本人も注意していなかったようです。
アメリカは肉由来製品の輸入に近年かなり厳しくなってきています。私が知っている限りでは、以前狂牛病が発生し、日本がアメリカ産牛肉の輸入を制限しました。そのときから、日本からの肉製品にも対しても、かなり検査が厳しくなったように感じます。

 

個々の食品の持ち込みは?

一般的に食品といっても、多岐に渡ります。いくつか、持ち込みに問題がないものを考えておきましょう。

まず、魚ですが、一般的に持ち込みに問題はありません。
野菜については、日本からは、アロエ、ココナッツ、ガーリック、しょうが、など限定された例外を除いて、生鮮野菜は持ち込みが制限されます。米や乾燥したフルーツなど問題はありません。ですが、生鮮のフルーツは原則として検査を受けなければなりません。
お茶やコーヒーも原則大丈夫です。スパイスも内容がはっきりわかれば、問題はありません。ただし、レモングラスなどのいくつかの例外があります。
小麦粉なども大丈夫です。

問題は、肉由来製品です。
肉についてはかなり厳しく持ち込みが制限されていて、肉のエキスが入っているだけで、該当製品の輸入をアメリカは禁止しています。これは、アメリカだけでなく、かなり多くの国々で現在禁止となっているのが現状です。

肉に関する事項ですから、チーズやミルクなども禁止ではないですが、かなり厳しく制限されています。持ちこまないことが無難です。これらの動物由来の製品だけではなく、肉の成分が入っている製品は輸入禁止です。
ですので、アメリカにいる友人などから、気軽にお菓子や加工食品を頼まれても、気をつけなければなりません。

 

実際の税関調査

米国の税関調査官は、表示が英語で書かれていなくても、禁止成分を読むためのチャートを持っています。
ですので、成分表が製品に書かれていますが、日本語であっても、ある程度読むことができます。製品のなかに、鶏肉エキスとか、牛肉エキスと書かれている場合には、それを読んだ上で輸入禁止措置を取ることができます。
アメリカに持ち込む際にはかなり気をつけてください。

今まで、私が知っている例でも、ベビーフード、ラーメン、菓子類などが取り上げられています。商品にたとえば、「チキン」、「ビーフ」などと表示されていなくても、成分を細かく確認すると肉由来製品が入っていることがあります。

肉製品の持ち込みについても、もちろん例外がありますが、かなり限定されています。
何が持ち込めるか、持ち込めないかということについては米国農業局、植物衛生検査サービス(United States Department of Agriculture Animal and Plant Health Inspection Service)のウェブサイト
https://www.aphis.usda.gov/aphis/resources/travelers-int/

において、確認することができますので、利用されてください。
ただし、肉由来製品については、できるだけ持ち込まないようにされるのがよかろうと思います。

また、次回新しいトピックを取り上げたいと思います。
次回まで皆さんお元気で!

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カテゴリー: 国際弁護士なブログ | 投稿日: | 投稿者:

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